ただただ好きなドラマを語るブログ

「これは!」と思ったドラマについて好き勝手語ります。

ただのお受験戦争ドラマではありません。人間の欲、もしくは愛のドラマです。

見ましたーーーー!!

とうとう見ましたSKYキャッスル。

周りの評判が良かったので楽しみにしながらも、「えー、お受験戦争の話でしょー」と

ちょっと腰が引けていた私。

見終わった感想は、、、そうねぇ何とも言えない感情が残りますが見応えはあった、という感じです。

もう一回見たいかと言われると、見ないです(笑)

だって、感情揺さぶられて、しんどいですもんー

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【ストーリー】

SKYキャッスルというのは、医師や教授など、富と名声を手に入れた一握りのひとが空くことができる住宅街のこと。このドラマはその住宅街の5家族(ほぼほぼ4家族)を軸に展開されるドラマです。

 

息子がソウル大学に合格し、幸せの絶頂だったミンジュさん(ドラマを織りなす5家族のお局的存在)が突然自殺をしてしまうところから話がスタート。

物語の中心となるソジンさん(娘をソウル大学に入れるためには手段を選ばない)は、ミンジュさんの息子をソウル大学に合格させたコーディネーター(個人塾というか個人教示みたいなもの)を大金を払って雇い、娘のコーディネーターにするのですが、そこからどんどん家庭内、周りの住民との関係がおかしくなっていくのです。

 

ソジンの旦那の隠し子が出てきて娘の受験を邪魔したり、そのコーディネーターの過去が暴かれやべぇヤツだということがわかったり、突然その中の一人が殺されて罪のない人が逮捕されたり、、、と受験をベースに様々な問題が起きて、人々の本性が明らかになっていく。

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っという感じ。

 

このドラマは、あくまでも子供を名門大学に入学させようと必死になる「親」の目線で描かれています。そして、どの親も子供の幸せを本気で願っている。

このドラマが投げかける問は「幸せってなんだろう。子供を愛するってどういうことだろう。」ということだったように思います。

 

子供の将来を考えて、名門大学に入れようとする。そのためには汚い嘘もつくし友人も出し抜く。昨日は一緒にお茶を飲んでいたのに、今日は敵になって罵り合う。

人間の汚い部分盛りだくさんです!!!(ぎゃー!)

でも、一生懸命隠してるけど、誰しもこんな汚い部分って持ってるよなーって思いました。

 

本当に出てくるセリフなんですが、「入った大学で人生が決まる。大学に入れば終わる。」ということが繰り返し言われます。韓国ではそうなのかな。。。

医者になるとしたら、日本でもそうでしょうね。

まぁ、私は医者には無縁だったので、逆に「大学に入れば終わりって、人生そんなもんじゃねーぞ」とか思っていたけど、どうなのかしら。

今あるのかはわかりませんが、私が就職活動をしたときは、就職活動をする学生向けに、企業情報をまとめた分厚い冊子を無料で提供してくれる某新聞社系の会社があったのですが、何度連絡しても、どんなに催促しても一向に送ってくれなかったことがありました。それは恐らく、私の大学がイマイチだったからだと思います。

そのことを思うと、「入った大学で人生が決まる。」というのは、あながち間違いではないのかもしれないなと思いました。

まぁ、若くて友達との時間が貴重な高校時代を、塾通いや勉強だけに費やすのってもったいない気がするけど。。。

 

子供を合格させるためには、お金も苦労も惜しまないソジンさん。

他の家庭は様々な出来事を経験して、「子供には好きなようにさせてあげよう」「嫌いなら無理に勉強をしなくても、他も才能を見つければいい」と、少しずつ考え方が変わっていって、子供も幸せそうなのだけど、、、私は10年後、20年後、彼らが後悔しないかはわからないなぁと思って見ていました。

 

え?マジ?なんで?ってくらいにソウル大合格への執着がすごいソジンさんも、色々あって娘のソウル大合格を諦めることになって、人として、親として正しい道を歩むのだけど、それまでの愚かな行動や発言を否定しきれないというか(もちろん行き過ぎてはいるのだけど)、どこかで「ソジンさんの気持ちわかるかも。。。」と思っている自分がいたり。子供を正しい方向に導いてあげるのが親の役目だとしたら、少なからず私もソジン化するんだろうなと思いました。

自分の子供だけは絶対に自分が守ろう。一番いい人生を歩ませてあげようって思うのって、親だったら誰でもそうなんじゃないでしょうか。

 

最終的にソジンさん家族が出した答えは、「将来、胸を張って生きていられる選択をしよう」ということでした。

 

そう。

今の選択が本当に子供の将来を明るく照らすのか、正しかったのかなんてわからない。

だから彼らは「胸を張って生きていけるかどうか」を判断基準にした。

 

なんか、人間の本質を見た気がしました。

結局、幸せって人それぞれで違うし、もしかしたら人生のタイミングによっても違うかもしれない。でも毎日選択して人生を歩んでいかなければいけないってなったときに、絶対的な判断基準て、そういうことなんじゃないかなと思いました。

今までずっと娘と二人三脚でソウル大合格だけを考えて生きてきたソジンさんがこの選択をするくだりは、涙無くしては見れなかったです。涙が止まらなかった。。。

 

最後はみんな丸く収まって、チャンチャンって感じでしたけど、そういった意味で見応えがありました。

やっぱり評判がいいだけあって、テンポもいいし、よく作りこまれた話でした。

たまーに笑いも盛り込まれていて、ほんと、よくできてた。

 

でも気楽に韓国ドラマを楽しみたいわぁ〜という軽い気持ちでは、見ないほうがいい気がするかな。

覚悟して見てください!

klockworx-asia.com

今後の展開に期待しかない「BAD BUDDY SERIES」EP1

明けましておめでとうございます。

2022年一発目はなんと、タイドラマでございます。

しかもBL!

BLと聞くと「それはちょっと、、、」と抵抗感じる方もいらっしゃるかと思いますが、

大丈夫。私を信じてタイ沼へ飛び込んで来てください(笑)

 

今までは日本や韓国の恋愛ドラマを見ることが多かったんですが、タイドラマ、めっちゃ面白いです!!!

ストーリーも凝っているし、キャラもしっかりしてて、感情の機微を丁寧に描いているドラマが多い気がします。見応えありますよー。

 

私もまだまだ、というかタイBLドラマ超初心者です。

まず気づいたことは、一言でBLと言っても、色んなジャンルがあるということ。

(あたりまえか)

 

学校一のイケメンで男らしくて恋愛対象は男性の男の子と、無邪気なワンコ系の恋愛対象は女性の男の子の恋愛を描いているものもあれば、

イケメンで女性にモテるけど恋愛対象は男性の彼と、見た目も可愛らしい、小さくて守ってあげたくなるような男性との恋愛を描いているものもあったり、

相手がおねぇだったり、さまざま。

私は、”男同士の恋愛”というイメージが強かったので、「あ、こんなに女の子みたいな男の子が相手のパターンもあるのね」と、結構衝撃でした。

 

爽やかなイチャコラのものもあれば、結構ガッツリいくものもあって、本当にバリエーションに富んでます(笑)

だから、ハマる人多いんじゃないかなぁ。

 

当然のように恋愛対象が女性だった彼がどんどん同性に惹かれていって「この感情はなんだろう?」「え?まさか俺が。。。」みたいな心の葛藤を描いているものもあれば、二人の恋愛模様をメインに描くものもあって、男女のラブストーリーとはまた違ったドラマがありますよ。

 

結構恋愛ドラマを見て来たけど、なんだろう、、、タイのBLドラマを見ると”ふわぁ〜”って、幸せな気分になるんです(伝わるかな笑)

最終的に、知らぬ間に顔がにやけてるというか、微笑んでいるというか(笑)

めちゃくちゃ幸せな気分になるから、ぜひ見て欲しい!!!ってことです。

 

前置きが長くなりましたが(ホントだよww)、今回見たのは「BAD BUDDY SERIES」EP1。恥ずかしながら、主演の2人は存じ上げず、このドラマで初めて知りました。

いやぁーーーー、いいですよ。とてもいい!!!!

私的には、このohmnanonにハマる予感しかしませんwww

 

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【EP1のストーリー】

家が隣同士なのに互いの親が犬猿の仲で、その影響で幼い頃から何事も競わされていた男の子二人。この二人が大学で再会するところから物語が始まる。Pat(ohmくん)が学級長を務める工学部とPran(nanonくん)が学級長を務める建築学部はずっと対立していて、Pranの親友(wai)もPatがいつもつるんでる工学部の生徒とのケンカに巻き込まれてしまう。ライバル同士だが、PatとPranは協力してこのケンカを収めようとする。

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とりあえず、大学生ってこんなにガチでケンカすんの?って思ったけど、ケンカシーンも見どころ(多分)。

なんでそんなにケンカしたいのよ、なにきっかけでそんなに本気になれんのよって思うけど、まぁいいでしょう。

 

Patは優しくて真っ直ぐで、直観で生きてる男の子って感じで、反対にPranは繊細で神経質で色々考えて行動する男の子。

ちょっと1話を見ただけでは、どっちがどうなってこの恋愛が展開されるのかはわからなかったけど、この正反対の二人がどんな恋愛を繰り広げるかが楽しみでならない!!

多分Pranの方がPatを、、、かと(ニヤり)

 

二人がゴミ箱を蹴りあうシーンご覧になりました??

Patが地味に可愛かった。。。ちゃんと片づけていくあたり、「えぇ奴やん」みたいな(笑)ケンカばっかしてるけど、ホントはすごくいい奴だよ絶対。

そして、Waiと間違われてケンカに巻き込まれるPranを助けるPat。

 

えぇ奴やないかーーーーーい!!

 

これ、ライバルでいがみ合ってるけど、心の中ではお互い思い合ってる友達とかそゆことかしら。素敵。

腕時計を見てニッコリするnanonくん(もはやPranというより、nanonくん)の顔の可愛いこと可愛いこと。

あれ?心の時計が再び動き出しちゃったかしら??(ぐふふ)

 

とりあえず、EP1の見どころはチャットIDを交換するところですかね。

最後に見せるPatの笑顔が、まさに包容力の塊。

す。。。き。。。

 

「あ。実家に住んでるわけじゃないのね」で終わったエピソード1でした。

 

EP.1 [1/4]

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EP.1 [2/4]

youtu.be

 

EP.1 [3/4]

youtu.be

EP.1 [4/4]

youtu.be

不倫ドラマ。とりあえず、しんどいwww

「平日午後3時の恋人たち」

BSではもう放送が終わっていますが、録画したものを毎日見ております。

この週末でやっと16話までいった。残すところあと4話ですが、とりあえずしんどいwww

 

ただでさえ恋愛って、本気と本気のぶつかり合いだから体力使うじゃないですか??

それなのに、そこにさらに夫・妻、子供、職場、友達と色々考えなくちゃいけないことがあって、もう心折れる。不倫はするもんじゃない。。。ってこのドラマを見て思ってます。

 

そんなこと言っておきながら、このパク・ハソンさん演じるジウンとイ・サンヨプさん演じるジョンウの恋模様に、ハラハラドキドキ、たまにキュンとしてるわけですが。

 

この二人も、お互い大切な人もいるし、そもそもしてはいけない事ってわかっているから止めようって思うのに、ブレーキが効かない。相手を求める気持ちを抑えることができず、葛藤&泥沼。

そんな二人を見て、ドラマだから「そうよね、それが恋ってもんよね。」なんて変に肯定しながら、ぽわぁってしながら見てました。

私だって、「君なしでは生きていけない」って、死ぬまでに一回くらいは言われたいもんだわwww

 

そして、思い出さずにはおれない名言。

「不倫をしたくてしているんじゃない。好きになった人が結婚していただけ」。

わかる。わかるよ。そう思っちゃうよね。

 

私は学生時代の甘酸っぱい思い出(普通の恋愛ですが)を思い出すくらいしか人生の引き出しがないですが、パートナーに「あ、違う」と思うたびに、なぜか惹かれる相手を想いだして「あの人は違う。あの人なら分かり合えるのに。あぁ、会いたい」って思ってしまう。もう私にはあの人しかいない、っていう気持ちになってしまうのよねぇ。

(多分、魔法にかかってて、相当美化されてるんだけど)

 

会うためにはどんな嘘もついてしまうし、理性を失ってしまう。

わかるー。結局、もう好きな人のことしか考えとらんのよ。

好きな人のことしか考えてないから、脇も甘くなるし、周りの人に気を配れなくなるのよね。

このドラマでも「さすがにそれはアカンやろ。バレるやろ」という”嘘”が多発。

 

お互いの気持ちを確かめてからの展開が怒涛なんですが、16話の段階でカオス。

ジョンウもジウンも正直故に、妻と夫をめっちゃ傷つけるんだけど、そこで私はふと思ってしまうんです。

 

この人たち、なんで結婚したんだろう??

 

結婚する時には、今相手に感じている「この人だ」という感覚を、夫や妻に感じて結婚したんじゃないんだろうか??

まぁ、きっと違うんでしょうね。(ジョンウとジウンのセリフ参照)

10年前に出会っていたら、この二人はやっぱり惹かれあったのかな。

まぁ、きっと惹かれあったんでしょうね。(知らんけど)

 

とにかく、「もう離さない」「君なしでは生きていけない」という言葉をいつか浴びせられる人生を夢見て、残り4話を駆け抜けてまいろうと思います。

みんな幸せになってくれよ。。。

 

そうそう、私は日本の「昼顔」を見ていないのです。

この韓国版昼顔を見て、オリジナルを見たいなぁって思いました。

また見たら書きまーす

 

www.bsfuji.tv

年下イケメン好青年にグイグイ来られる夢の恋物語

はじめまして。あこです。

 

小さい頃から親が不思議がるほどドラマが好きで、途中から見たドラマもソッコー感情移入して泣いたり笑ったりする子供でした。

そんなあたくしが韓国ドラマにハマらないわけもなく、例にもれずどハマりし、今となっては流行り廃り関係なく、韓国ドラマを見ることが生活に一部になったわけです。日本のドラマも見ますが、なんでしょう、やっぱり韓国ドラマっておもしろいですよね。最近はタイドラマにもハマっていますので、いつか書かせていただきます♬

 

そして、記念すべき1作目ですが、一番好きなドラマにしようか、一番泣いたドラマにしようかと散々悩んだ挙句、これにしました!

『恋愛ワードを入力してください〜SearchWWW〜』

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 culture-pub.jp

なぜかって?最近見終わったからです(笑)

 

ストーリーは簡単に言うと、仕事バリバリの38歳の女性と、その女性をグイグイ攻める28歳イケメン好青年のラブストーリーです。

このグイグイの来かたが堪らんわけです。しかも顔面はチャン・ギヨン(白目)

 

私はアラフォー女性なので当然主人公の女性の立場で見てしまうわけですが、年上ゆえに異様に年下君の幸せを考えてしまうところとか(好きだからだよね)、自分の価値観を譲らないところとか(人間はそんな簡単に変われません)、仕事優先にしちゃうところとか(だって生きるためだもの)、「わかるわかるー」って見ておりました。

 

今までも『ボーイフレンド』『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』『愛の温度』などなど、仕事バリバリ女性&年下イケメン好青年のラブストーリーは見てまいりましたが、これはちょっと一線を画すドラマだった気がします。新鮮でした。

 

なにが新鮮だったかというと、、、チャン・ギヨン演じるパク・モゴンが大人〜、でもって知的〜!こんなにきちんと理性的に恋愛してくれる年下君を、私は見たことがありません(あこ調べ)。

 

『ボーイフレンド』のジニョクも『よくおごってくれる〜』のジュニも真っ直ぐで男っぽくて、キュンキュンさせてはくれるのですが、ここまでジタバタする年上女性を冷静に包み込むように、静かに愛してくれる年下イケメン好青年(しつこい)に、私はこのドラマで初めて出会いました(惚)。

こっち(もはや主人公と一心同体)がどんなに平静を装って、年上ぶった言葉を発しても、全部見透かされているというか、その見透かされていることを心地いいとすら感じさせてくれる深い愛情と包容力。パク・モゴン、恐るべし。

早々に「僕を飼って」と言われるのですが、この主人公の女性は飼わないんですよねぇ。飼わないという選択肢があるのでしょうか?いえ、ありません。(学校で習ったはず)

 

そして、新鮮に感じた2つ目の要因は、セリフです。

なんか二人とも、誠実に正直に自分の気持ちを話すのですが、言葉がシャレてんですよ(笑)正直なんだけど、ストレートじゃない、とでもいいましょうか。

ワードのチョイスが知的なんですわ。

これもこのドラマで感じた、他のドラマにはないもの、でした。

  

女性はすぐに別れることを考えてしまうけど、モゴンは別れるってことを考えない。二人で話してどうにか納得のいく答えを見つけようとする。その姿が、、、もう、、、尊い。あぁ、この人とだったら大丈夫だなって思わせてくれる、年下イケメン好青年でした。

 

ただひとつ。ひとつだけ言いたいことがある。

こんなに見た目、内面、口説き方、すべてが完璧な殿方がグイグイ来るのに、そのこと自体に疑問に思うシーンがなかったことが唯一の違和感でした。

私だったら「え?罰ゲームかなんか?ドッキリ?」というレベルで、この子が私のことを好きになること自体信じることができないと思うのだけど、この主人公の女性はそこは完全スルー。まぁ、可愛いし仕事できるし、元カレはドンウクさんだし、別にいいのだけど(笑)

 

ラストも納得のラストでございました。満足。

未見の方は是非見てみてください。